東京都で不妊検査の助成金事業があるのをご存じでしょうか?
条件が揃えば5万円まで助成金を貰う事が可能です。
妊活をしていて、なかなか子供が出来ないな~?という方は是非早めに検査に行ってみましょう!
妊活期間について特に規定は無いよ
- 不妊検査って何?
- どんな人が貰えるの?
- どうすれば貰えるの?
- 助成金はいつ貰えるの?
不妊検査って何?
夫 | 妻 |
---|---|
精液検査、内分泌検査、画像検査、精子受精能検査、染色体・遺伝子検査 等 | 超音波検査、内分泌検査、感染症検査、卵管疎通性検査、子宮鏡検査 等 |
これらの検査を夫婦ともに行った場合、5万円を上限として助成金が支給されます。
勿論全ての検査を受ける必要はありません。
5万円以内に収まった場合は実際に支払った金額が支給されます。
〈Aさん夫婦〉
(夫)精液検査+(妻)超音波検査、感染症検査で3万円の支払い
⇨支給額は3万円
〈Bさん夫婦〉
(夫)精液検査、感染症検査+(妻)超音波検査、感染症検査、卵管疎通性検査、子宮鏡検査で10万円の支払い
⇨支給額は5万円
自分が気になる検査だけで大丈夫です
助成回数は夫婦1組につき、1回まで
「3万円で済んだので、もう1回…」という事は出来ません
どんな人が貰えるの?
対象要件
- 検査開始日から申請日までの間、夫婦いずれかが継続して都内に住民登録をしていること
- 検査開始日における妻の年齢が40歳未満であること
- 助成期間内に夫婦ともに助成対象の検査を受けていること
※事実婚の方でも要件を満たせば対象となります。
詳細については公式サイトを確認してください。
助成対象期間
検査開始日から1年間(夫婦それぞれの初めての検査開始日のいずれか早い日から起算)
夫が令和5年9月11日、妻が令和5年10月1日にそれぞれ検査を開始いた場合は、夫の開始日である令和5年9月11日が検査開始日となります。
※検査開始日から1年以内であっても、妊娠が判明した場合や特定不妊治療に移行した場合はその段階で助成対象期間は終了するので、それまでの費用について申請します。
申請期限
検査開始日から1年以内
令和5年9月11日開始の場合、令和6年9月10日までとなります。
どうすれば貰えるの?
必要書類の提出
- 不妊検査等医療費助成申請書 ※原本を提出/コピー不可
⇨申請者・配偶者が記入 - 不妊検査等助成事業受診等証明書 ※原本を提出/コピー不可
⇨医療機関が記入 - 住民票の写し
⇨申請日から3か月以内に発行されたもの - 戸籍全部事項証明書(戸籍謄本) ※原本を提出/コピー不可
⇨申請日から3か月以内に発行されたもの
夫婦が別の医療機関で検査を受けた場合には、夫婦それぞれの証明書が必要です。
⇨証明書を書いてもらうのにどこの病院でも5,000円前後費用が発生するので同じ病院で検査するのがおすすめ!
郵送にて申請
〒163-8001
東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京都庁第一本庁舎28階
東京都福祉保健局 少子社会対策部 家庭支援課 検査担当
追跡可能な郵便を推奨します
(レターパックなど)
助成金はいつ貰えるの?
消印日が申請日となります
審査にはしばらく時間がかかります
申請書に記入した口座に助成金が振り込まれます
最短でも3か月はかかるんだね
注意点まとめ
- 夫婦ともに検査を受ける必要があります
⇨妻のみ、夫のみは不可 - 別の医療機関で検査を受けた場合には、夫婦それぞれの証明書が必要
⇨証明書発行には病院への手数料が必要となるので無駄に費用がかさみます。 - 申請期限は検査開始日から1年以内です
⇨夫婦それぞれ初めての検査開始日の早い方から起算 - 助成金の振込まで最短でも3か月程度はかかります
⇨検査後にすぐに貰えるわけではありません。
全く同じ検査であっても、病院によってかなり金額が変わってきます。
⇨A病院なら5万で済んだ内容でもB病院では10万近くかかる…ということもあるので事前に費用についてしっかりと調べてから受診する事をお勧めします!
東京都では、子供を望む夫婦が早期に検査を受け、必要に応じて適切な治療を開始することができるように助成金事業を行っています。
「まだ妊活期間がそんなに長くないから…」などは気にせず、まずは検査に行ってみましょう!
検査で分かることは沢山あります。だけどそれを調べずに「何で出来ないのかな?」と悩んでいる方が多い。
その時間が勿体ないです!自分の身体の状態を知ることで、妊活へのアプローチの方法は大きく変わります。
もし自然妊娠が難しいと分かればすぐにステップアップすることが出来るし、色んな対処法が見えてきます。
妊娠を望んでいる方は、是非積極的に検査してみて下さい